Lethe

今日はいやに天気がよくて
萎えるほど日差しが強かった

雲がほとんどない空
飛行機がハッキリ見えた
おもちゃのようだった
日本航空だった




いつも明る人

自分とは違って
溜息なんかつかないで
明日なんかどうでもいいや
って思わないんだろう
と思う一方で
あれだけのエネルギーを発しているから
なんか疲れてそうだとも思う
そして
溜息をつき続けているのかもしれないと思う





相変わらず
気の利いた言葉が出てこない

なんて言えばよかったのだろう

深刻さを隠すかのような話しぶり
でも
思わず漏らさずにはいられないほど
本当はしんどいのかもしれない

自分には何が出来るのだろう



音楽に寄りかかりつづけている自分は
ただただ毎日
溜息をつき続ける

• 日記

昨日、十分睡眠をとったせいか
珍しく朝から気分がよかった

昨日はやけに飛行機を目にしたが
今朝は1個も見えなかった
そこがちょっと不安だった

今日こそは大丈夫
今日ぐらいはいい感じがする
と思っていたのに
案の定というか
平穏を乱される

今日も早く寝て
ねむりの中に救いはなくとも
寝てしまおうと思っていたのに




本を読んでいて共感してしまった
そう
普通に過ごしたかった

周囲の人間のように
楽しいときは
普通に笑って
普通に生活をしたかった



過去は振り返るべきではない



溜息とは無縁
というもの自体が無縁なんだろう



今日もやっぱり疲れてしまった

明日が平穏とか
無理なんかな





青森1区
津島氏長男

青い森の選挙も
どうなることやら










その優しさが本物で
自分にだけ向けられていてほしい
と思った

• 日記

朝の情報番組
今日の運勢を一方的に教えてくれる

順位がどうだろうと
自分の生活は変わりゃしない

相変わらず溜息に埋め尽くされてる



車内で花火大会の案内を見る
人込みは嫌いだが
花火を見たい
せめて普通に花火をしたい
でも今年の夏は花火とは無縁なんだろう



毎日がただ平穏であることを願うだけ

早く寝たら
何もできないまま
直ぐに明日が来てしまう
でも今日も疲れた

明日が平穏でありますように
それだけ
それだけ

• 日記

数学なのか算数なのか
将又
化学なのか
兎に角
計算が出来ない

何をどうすればいいのか
サッパリわからない

きっと
頭悪い
と思われている
事実、頭が悪い
なんでここにいるのか

なんとかここまで来たが
やはり無理がある
付け焼き刃

こんな思いをしなければいけないなんて
この道へ来なければ
こんな思いをしなくてもよかったんじゃないかと思う





こうやって
毎日毎日を
溜息で塗り潰さなければ
時は過ぎてくれないのだろうか

しんど過ぎだ

• 日記

世間話を気軽に話せるほど
器用じゃない

話す相手にもよるが
会話が
こんなにも空虚に聞こえてくるとは

非常に空虚

発せられた言葉が
自分に届く前に
一気に
空中で消える感じ

自分はそれを
ぼんやり眺めている

自分の発する言葉も
同じぐらい空虚なのかもしれない





早くも日曜日の夕方
また月曜日が始まってしまう

どうせまたロクな一週間じゃない

• 日記

廊下の突き当たり
扉の窓から外の明るさを知ることができる
でも遠い

曇りガラスから
なんとか差し込もうとする光

自分が受容できる光は
そうやって
何かを通した
間接的な
遠い光な気がする





反射的に
表情を作り
口が動き
表面上は普通だったりするんだろうか

こんなにも溜息をつき続けていることを
こんなにも疲れていることを
気がついてはくれないだろうか





アルコールを摂取しないのは
単に
食べ物の好き嫌い
なだけではない

様々な理由の裏には
重たいものが存在するのかもしれない
ということをちょっとは想像したりしないのだろうか






今日も眠たい



いい加減
溜息から解放されたい

• 日記

もう金曜日

嬉しいような複雑な気分
非常に眠たい





昨日の影響を引きずり
朝から最悪な感じ
そして一日中
重苦しいものを感じて過ごす

きっと
周囲からは
いつものように
覇気のない人間に見えていても
いつも以上に
あり得ないぐらいの疲労を感じ
全てを放棄したくなっていた

こんなにも
太陽
青空
夕陽
光
と無縁な日々を送る人間なのに
なけなしの社交性を使って
普通の会話の成立に努める





この今のスピードについていけない
毎日疲れる

そして今は眠たい

過去は振り返らない主義だったが
あの時はああだった
とか色々思い出してしまう

きっと数時間後
空を見上げて
飛行機を探して
昔を懐かしんでしまうのだろう

取り合えず
今日・金曜日を乗り越えないといけない

平穏であることを願う

• 日記

いつものようにRO69を見たら

アベフトシ、逝去

急性硬膜外血腫のために
43歳という若さで亡くなったそうだ

ミッシェルをちゃんとは聞いてこなかったけど
それでもかっこよすぎるバンドという認識だった

若いのに





人との距離感を上手くとれていない
と思った
この不器用さを
寛大に待ってくれる人ぐらいしか
話せるようにはなれないのだろう

最初からそんな
友好的に話せたりはしないのに
それを期待され
無理だから
その期待から外れる





今日はホームからだけでなく
車内からも飛行機を見た

あの飛行機乗って
この不器用さを知っている人たちに
会いに行きたい
と心から願った



新しい環境は
これだから余計に疲れる

相変わらず
iPodが手放せない

音楽さえあればいいのに


話さない人間
なんかじゃなくて
話せない人間
光のない日々が
未だに
影響を及ぼし続けているのだろうか

• 日記

今朝は予想以上に早く駅に着いてしまった

別に入ってきた電車に直ぐに乗ってもよいのだが
確信犯的に3本の電車を見送る

こうなったらいっそ
いつもの電車さえ見送ってやろうかと思う
しかしちゃんと乗ってしまっている小心者

なんか人が少ないと思ったら
世間は夏休み
いいよな





人が発する言葉なんて
どこからどこまで信じられるんだろうか
ただただ空虚に聞こえる



言葉なんかおぼえるんじゃなかった

帰途　田村隆一





ホームにぼんやり座ってたら
飛行機が見えた
ここからでも見えるんだと思った
あれに乗って会いに行きたい
向こうは自分ほど思ってないだろうけど
最近は漠然とした不安
というより
ただ数カ月前までの環境に戻りたくて仕方ない





毎日が溜息で塗り潰される

溜息の毎日のために
酸素を吸って
二酸化炭素を吐いてる

• 日記

もう歳

ちょっとした段差で躓いたり
階段から落っこちたり





明日は何をしよう
引きこもっていれば平和
平和過ぎだ

陽の下へ出なければ
この部屋から出なければ
平和なのに

音楽のためだけ外に出れば
それで十分

• 日記

何を聞こうか迷って
iPodを振ってみた

SUPERCAR『Lucky』

懐かしい





心のスピード

に自分自身までもついていけない

あと一日耐えれば
3連休

疲れた

• 日記

眠りから目が覚めてしまって
朝が来ても
昨夜の打撃は癒えず

電車に乗るのをやめようかと思ったり
飛行機に乗ってどっか遠く
いや
数か月前まで住んでいたあの街へ帰ろうかと思ったり

小心者だから
結局いつものように
いつもの場所へ向かった

でも車内では
昨日の光景が思い出されて
また顔が歪む

結局こんな日々が続く

今後もこんな日々を送っていくのかと思うと
果てしなく気が遠くなり
溜息をついてもつききれない

こんな日々を送るために
酸素を吸って
二酸化炭素を吐いているのか



iPodを握り締め
外部の音をシャットダウン
誰かの話し声
何もかも
聞きたくない





この世の空気と陽の中に、
生きにくいんです。

『斜陽』



そう
要領の悪い自分は
生きにくい
この世の空気と陽の中では



眠っても
また明日が来て
その繰り返し
永遠に溜息からは解放されないんだろう





どうしたらいい
もうわからない

• 日記

一日が無事に終わったと思ったのに
なんで

精一杯なのに
なんで

平静を装おうとしても
顔が歪んでしまう

またあの頃のようだ

他人からは
やる気がない
と見えるらしい

呼吸するのさえ
もういいや
と思っている人間なりに
精一杯なのに
それでは足りないようだ

どうしたらいい

もうしばらく
こんな感情の中で
過ごさなくてはいけないのか

• 日記

青い空

夕焼け

自分の上に広がっているのに
自分には無縁だと思う

朝一から
少々恥ずかしい思いをしたが
そこまでダメージは大きくなく
一応平穏な一日であった

まだ4日残ってる

溜息しかない

• 日記